数年来の念願だったオーストラリアのエアーズロックへ登ることが出来た。
オーストラリアの真ん中にある砂漠の中のまたその真ん中に地球のへそと言わ
れる大きな赤い一枚岩で出来た小山がある。高さ346メートル。オーストラリア
の原住民アボリジニの聖地にある岩山。地球自然遺産にも登録されている。
それなりの覚悟はして登ったけれどそれなりにきつい登りだった。



             撮影日時 : 2005・7・6



夕日に染まるエアーズロック
   



エアーズロックに乾杯をした。




朝日のエアーズロック


 




登 頂 開 始



 天候、特に風があると登頂は出来ない。登頂可能なのは40〜50%。
と、ツアコンから言われていたので、登頂者の列を見てほっとした。




登 頂 開 始 2



 登頂を始めると意外と急な登りに驚く。すぐ上に鎖が張ってあが、そこまでが
大変。ほとんど四つんばいで登る。この段階で、既に登頂をリタイアする人が沢
山出ていた。私も少々心配になってきた。この年で大丈夫だろうか。




一 休 み



 ちょっと一休み。全部で5回くらいは休憩をした。勾配30度〜45度の登りでは
休まずにはいられない。足元は岩で滑らないが、なんと言っても設置してある
鎖が太い。片手で握り体重を支えて登るには、太すぎる。それも、疲れる原因
だった。




尾根筋に到着



 鎖場を登りきってようやく尾根筋にたどり着く。ほっとして周りを見回すと
ふもとから一緒に登ってきた人たちの数が半分に減っていた。鎖場までの取り
付きで、10%くらいの人がリタイアし鎖場を登っている段階で、さらに30
%位の人たちがリタイアして行ったようだ。





登頂案内の白線



 尾根筋は、馬の背を行くような狭い道が続く。しかもアップダウンが厳しくて、
道を誤ると目的の頂上地点に到達できないので、白線が道案内をしてくれていた。




遥かにマウント・オルガを望む。



 なんと言っても砂漠の中の岩山。遥か遠くまで見渡せる。そして、昨日訪問
したマウント・オルガがかなたにはっきりと見えているのが嬉しかった。 




頂上の道標



 登り始めて1時間。目的の頂上に着く。そこには銅版の道標が置かれていて、
登頂記念の撮影スポットになっていた。
 私より年上の人たちが45分で登頂していたのには驚かされた。そう言えば、
普通の人で1時間。1時間15分もあればゆっくり登れると聞いていたのを思い出
す。私は普通のペースだったのかと納得する。




尾根筋を登る人たち




 下りは予想以上に楽だった。急な上りを歩きながらこの下りはきっと骨だぞ。
と、覚悟していたせいか30分くらいで下に着く。
 振り返ると遥かな尾根を米粒のように登っていく人たちが見えた。あそこを登
ったのだと言う達成感に満足。




アボリジニの壁画



 エアーズロックの周りを回るコースを歩くと、原住民のアボリジニが遥か昔に
描いた壁画がいくつか見られる。




アボリジニの壁画 2



 




アボリジニの壁画 3



 一枚岩と言われている割には、その裾に幾つもの大きな窪みがあり、そこは、
アボリジニたちの祈りの場や祭りの場になっていたのだろうか。いろいろなこと
想像させる壁画が描かれている。




アボリジニの壁画 4



 この大きな窪みに人々が集まり狩の獲物の多いことを祈ったり、果実の収穫
の多いことを願ったりそれぞれの幸せを祈ったりしたのかと思うとそれなりに
感慨深いものがある。





 向こうからアボリジニと思われる案内人を先頭に団体さんが賑やかに
壁が巡りに現れたので、私は失礼することにした。




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